2009年5月アーカイブ
ここ数年来、静岡県立由比中学校2年生が、夏休み期間を利用して、職場体験実習に訪れてくれる弊社ですが、今年は5月19日から3日間、由比中学校2年生の女の子が実習に来てくれました。
学校とは違う環境にたった一人で臨む姿は、不安ながらも務めあげようとする健気さが感じられ、未来の日本を背負って立つ若者を間近で感じ、従業員一同、あらためて学ばせていただくひと時でもあります。
作業中は、作ったものを「製品」としてただ出荷するのではなく、ひとつひとつを大切に扱い、包装し、日付、配送までも心を配ってお客様までお届けする意味を伝えていきます。
「真心」がお仕事する上で一番大切だという弊社の社訓を、社員一人一人が働く姿勢で示していきます。
蒲鉾工場内で作業を手伝う I さん。 手先がとても器用で細かな作業もてきぱきとこなしていきます。
I さんは今はまだ13歳ですが、いつかきっと日本の力として頑張ってくれると信じています!3日間の経験を活かして、大きく育っていってほしいと願っているにんべん食品一同なのでした。
<I さんより 実習後のことば>
三日間いろんな仕事をしました。細かい作業もあれば、重いものを運んだりと大変なことも多かったです。でも、その大変な作業を一生懸命やってる人たちの姿からは、私たちに美味しいかまぼこを食べてもらいたいという気持ちが伝わってきます。それを見ると、私も一生懸命しなきゃ、と思えてきます。この三日間の職場での一生懸命を日常生活でも活かして生きたいと思います。
蒲鉾の主原料となる長崎産グチが届きました。
モチモチとした美味しい蒲鉾にするためには、「グチ」のたんぱく質が欠かせません。
「グチ」はイシモチの一種。今回のグチは「白グチ」ですが、その他「黄グチ」「黒グチ」など、様々な種類があります。
鮮度が落ちないうちに、三枚におろしていきます。
海に囲まれた日本人は本来魚料理を主食としてきましたが、この下ごしらえの面倒さから
なかなか魚肉たんぱくを摂る機会が減ってきてしまいました。
にんべん食品の蒲鉾には魚がたっぷり。低カロリー高タンパクの優秀食品です。
また、からだに心配な防腐剤など、無添加製法。
天然の魚肉たんぱくをたっぷりとることができます。
「最近さかなを食べてないな~」と思ったら、にんべん食品の蒲鉾をどうぞ!
アジやイワシの蒲鉾などもおススメです!
最近注目の栄養素「アスタキサンチン」。テレビや各種マスコミで紹介されることが多くなったためか、多くの方に認知されてきたように感じます。
アスタキサンチンの啓蒙とメーカー共通の規格基準の制定を目的とした工業会がホームページを公開しています。こちらもぜひご覧ください。
http://www.asta-ma.jp/astaxanthin/index.html
アスタキサンチンはビタミンEの約500倍の抗酸化力を持ち、
眼病予防や高い美肌効果があります。
また脳の細胞死に活性酸素が関与していることは明らかとなっていますが、
抗酸化力の高いアスタキサンチンは脳への活性酸素対策として効果があることも証明されています。
もともと赤い色素を持つ桜えびには、この無敵の抗酸化物質「アスタキサンチン」が含まれていますが、私たちは自社商品の「桜えび蒲鉾」の着色に、アスタキサンチンを使用してみました。
なにしろ、1本に30gもの桜えびの釜揚げをすり潰してつかっているのですが、桜えびの収穫時期や水温などにより、桜えびの色合いに差が出てしまい、一定の色合いになりにくいのです。
絶対に合成着色料は使用したくない! そこで、この天然色素を取り入れることにより、桜えびの切り出しの絵や、蒲鉾表面の色を美しく表現できるのではないか、と考えました。
- 写真右 桜えびを10㎏すり潰す。貴重な桜えびをふんだんに使用できるのは、地元ならでは。
現在、退色実験中!このページで実験の結果写真を発表したいと思っています。
どうぞお楽しみに...
桜えびまつりの前から不足している春の新物桜えび。ただでさえ4月は桜えび漁船の出漁する日が少なく、市場に出回る桜えびの量が足りなくなっていたのですが、ゴールデンウィーク後の雨続きで漁に出られず、ますます桜えびが足りなくなってしまっています。
私たちも、通販やお取引がある業者さんへ桜えびの釜揚げを出荷しているのですが、その桜えびを確保するのがだんだん難しくなってきてしまいました。
にんべん食品では、工場のすぐお隣の"マルト岩儀商店"さんという桜えびの卸さんから、桜えびを一括購入しています。岩儀商店さんは、由比の中でも一番古くから桜えび卸をしている老舗。信用と確かな品質で有名なところでもあります。
桜えびの入札風景。 中央グレーのジャンパーの方が「マルト岩儀商店」の社長さん。由比桜えびへの愛情が深く、本物の由比桜えびしか取り扱わない、頑固一徹な方でもあります。
【 桜えびの漁獲高は昭和42年に8,344トンをピークとして、その後は減少傾向にある。(さくらえび漁業百年史 "漁場と漁獲量の変動")プール制の導入など、漁獲量の調整をしているが、現在の資源量は頭打ちの状態にあるとも言われている。
そのため、資源を守るという観点から漁が制限されている今、季節の風物詩としての桜えびの需要のほか、「ここでしか味わえない高級品」としても大変人気が出た 】(さくらえび漁業百年史 より)
ただ、駿河湾にだけ生息している世界でも貴重な桜えび、かと思えば、実は台湾でも桜えびが獲れるのです。これがやっかいなことに、なかなか見分けがつきにくいものなので...。私がいただくのはいつもマルトさんの桜えびなのですが、たまに店頭で見かける桜えびが「あら?なんだか桜えびの顔が違うような.........」
プロが見れば一見にしてわかる「台湾産桜えび」。でも一般にはわからないものなのですね。だからこそ、私たちは信頼できる店でしか買い付けをしていません。
マルト岩儀商店さんは由比漁協からの品質証明書付きの桜えび! 大きく儲かるような商売はされていませんが、揺らぎない信頼がそこにはあります。
マルト岩儀商店さんの生桜えびパック風景。
昔ながらの手作業はANA機内誌にも紹介された。
また「美味しんぼ」にも登場したことも。
平成21年5月3日、無事桜えび祭りが今年も開催されました。 時折薄日が差す過ごしやすい
日ではありましたが、高速道路が土日1000円となった今年は、東名由比が渋滞70kmという情報もあるほど、混雑の中での開催となりました。
それでなくても例年富士由比バイパスはこの「桜えびまつり」のために渋滞します。もしかしてこういう事態を恐れて客足は遠のくのではないか...と心配していましたが、と~んでもない!みなさん、このお祭りを本当に楽しみにされていらっしゃるのです。朝7時からすでに長~い行列ができるほど熱気に溢れていました。
にんべん食品でも、例年好評の「かまぼこ揚げ」のほか、今年は"やましちわさび"さんの特製、由比正雪大吟醸酒粕仕様「わさび漬け」、「わさび味噌」「わさび海苔」やミニかまぼこ各種をお客様へご紹介させていただきました。
揚げたての「かまぼこ揚げ」はやましちわさびさんの わさび茎を入れたものや、桜えびのほか、しらす揚げ、いわし揚げなどをご用意。大変好評で11時には売り切れてしまいました。楽しみにいらしてくださった皆様ごめんなさい。来年はもっともっとたくさんご用意しておきますね。
また、会場外では桜えびの生態が観察できる水槽もあり、ちびっこ達には大好評!またお父さん達は海を見ながらのんびりビールしていたり、漁船に体験乗船できたりと、お買いものやイベントで大変楽しい一日となりました。
2009年、桜えびまつりまであと少しとなりました。 突如として現れた豚インフルエンザが祭りの出足にどのように影響してくるか少々心配でありますが、こんな不況だからこそ盛り上がって行こう!とにんべん食品は元気いっぱい。せっせと準備にとりかかっています。
今年の祭りでは、通常サイズのかまぼこより一回り小さなミニカマボコ(150g)
・「桜えび蒲鉾ミニ」
・「いわし蒲鉾ミニ」
・「あじ蒲鉾ミニ」
・「紅白蒲鉾ミニ」の5種類が出ます。
また催事のみの特別製造「手揚げかまぼこ」が
・「桜えび揚げかまぼこ」
・「あじ揚げかまぼこ」
・「いわし揚げかまぼこ」
・「わさび茎揚げかまぼこ」の4種類を揚げたて対面販売します。
ほかにもとっておき!
わさび発祥の地として知られている安倍川奥の特別栽培わさびは風味が絶品。
近々ショッピングページでも取り扱う予定の
・「由比正雪大吟醸 わさび漬」(こちらは限定30個)
・「わさび味噌」
・「わさび海苔」など、蒲鉾と切っても切れない美味しい仲間をお持ちします。
その他、限定商品や季節商品も特別販売する予定です。
("さくら"にちなんで、女性に人気の手摘み「桜のジャム」や、葉付き新鮮!わさびの茎などもご用意しています)
お越しいただきましたら、ぜひ、にんべん食品のブースもお立ち寄りくださいね!
